「○○銀行からの緊急通知」「アカウントが停止されました」などのメールに、心当たりがないのについクリックしてしまいそうになったことはありませんか?
近年増加しているフィッシング詐欺メールは、巧妙かつ本物そっくり。うっかり対応すると、大切な情報が盗まれる危険があります。
本記事では、怪しいメールの見分け方と、フィッシング詐欺に引っかからないための対策方法を、初心者でも分かるように解説します。今すぐ確認して、自分の身を守りましょう!
身近な人にもぜひ注意喚起を!
フィッシング詐欺とは?
フィッシング詐欺とは、実在の企業やサービスを装った偽メールや偽サイトを使い、個人情報(ID・パスワード・クレジットカード番号など)を盗み取る詐欺のことです。
- 金融機関(銀行・クレジットカード会社)
- ショッピングサイト(Amazon、楽天など)
- SNSやクラウドサービス(Facebook、Apple、Google)
など、日常的に使うサービスを装ったメールが多く、非常にリアルで見分けが難しくなっています。
怪しいメールの見分け方【チェックポイント5選】
差出人アドレスを確認する
正規の企業からのメールを装っていても、メールアドレスが全く違うものになっていることが多いです。
正規 → ~~@amazon.co.jp 怪しい → ~~@usopyon123.com(架空のものです)
不自然な日本語・文法のミスがある
自動翻訳で作られたような不自然な表現や、誤字脱字は詐欺メールの典型です。
例:「あなたの口座が凍結される可能性、いますぐに確認する必要あります。」
緊急性をあおってくる
「〇時間以内にログインしてください」「アカウントが停止されました」などの不安をあおる文面は要注意。冷静に対処を。
不審なリンクや添付ファイルがある
リンク先のURLをよく見ると、微妙に違うドメイン(例:amaz0n.co、g00gle.com)が使われていることがあります。
また、添付ファイル(zip、exeなど)にはウイルスが仕込まれている場合も。
個人情報を直接入力させようとする
メール上でパスワードやクレジットカード番号を入力させるようなものは100%詐欺です。企業はそんな依頼をしません。
フィッシング詐欺に引っかからないための対策
メール内のリンクはクリックせず、公式サイトからアクセスする
怪しいと感じたら、直接ブックマークやGoogle検索で公式サイトを開きましょう。
セキュリティソフトを導入・最新状態を保つ
ウイルスや詐欺サイトをブロックしてくれる機能があるセキュリティソフトを活用しましょう。
二段階認証を有効にする
ログインにワンタイムパスワードやSMS認証を追加すれば、仮にID・パスワードが漏れても安全です。
メールは慎重に扱う習慣をつける
少しでも「怪しい」と思ったらすぐに削除・無視が鉄則。冷静な判断が一番の防御です。
怪しいメールを見抜いて、詐欺を防ごう!
近年、フィッシング詐欺は誰でも被害にあう可能性がある身近な脅威です。
もう一度、重要なポイントをおさらいしましょう。
✅ 差出人アドレス・日本語の不自然さに注意
✅ 緊急性をあおる文言や怪しいリンクは疑う
✅ 公式サイトからアクセス&個人情報は入力しない
✅ セキュリティ対策と二段階認証の導入
少しの警戒心が、あなたの大切な情報を守ります。
この記事を参考に、怪しいメールの見分け方を習慣化し、詐欺に負けないネットリテラシーを身につけましょう!
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