「どのサービスも同じパスワードにしておけば楽だから…」
そんな風に、IDとパスワードを“使い回し”していませんか?
実はその習慣、パスワードリスト攻撃というサイバー犯罪の標的になる危険性があります。
一つのサービスで漏れたパスワードが、あなたの銀行口座・SNS・メールすべての入口になるかもしれません。
本記事では、
✅ パスワードリスト攻撃とは?
✅ どんな人が狙われるの?
✅ どうすれば被害を防げる?
という疑問に答えながら、初心者でもできるセキュリティ対策をわかりやすく解説します。
パスワードリスト攻撃とは?
💬 簡単に言うと?
他のサービスから流出したID・パスワードを使って、不正にログインを試みる攻撃手法です。
例えば、あなたが使っていたあるショッピングサイトが情報漏えいしたとします。
その際に漏れたパスワードを使って、別のSNSや銀行のアカウントにログインを試すのがこの攻撃です。
💡 特徴
- 自動ツールを使って数万件を一斉に試すため、短時間で大量被害
- 使い回ししている人が高確率で突破される
- 一度突破されると、全アカウントが“芋づる式”に乗っ取られる🍠
あなたも危ない?当てはまったら要注意!
✅ チェック項目 | 状況 |
---|---|
同じパスワードを複数サイトで使っている | 高リスク |
生年月日や名前を含む簡単なパスワード | 簡単に推測される |
数年間パスワードを変えていない | 古い情報がすでに流出している可能性 |
「123456」や「password」などを使っている | 世界で最も危険なパスワード |
🔺1つでも当てはまる場合、攻撃対象になりやすい状態です。
パスワードリスト攻撃を防ぐための5つの対策
✅ 1. サイトごとにパスワードを変える
「1アカウント=1パスワード」が原則です。
✅ 2. パスワードマネージャーを使う
「1Password」「Bitwarden」などのアプリを使えば、複雑なパスワードを安全に一括管理できます。
✅ 3. 二段階認証を設定する
パスワードが盗まれても、本人確認コードがなければ突破できません。
✅ 4. パスワードの使い回しをやめる
すでに使い回しているパスワードは、今すぐ変更を。
✅ 5. 流出チェックツールを活用する
「Have I Been Pwned」などで、自分のメールアドレスやパスワードが漏れていないかを確認できます。
まとめ|パスワード管理=あなたの情報の“命綱”
ポイント | 内容 |
---|---|
パスワードリスト攻撃とは? | 流出済みパスワードで他サービスを不正ログインする攻撃 |
危険な行動 | パスワードの使い回し・簡単な文字列・放置 |
防ぐ方法 | サイトごとに別のパスワード+二段階認証+管理ツールの活用 |
💡「自分には関係ない」と思っていたら大間違い。
攻撃者は“誰でもいいから入れるアカウント”を狙っているのです。
今日からは、自分の情報は自分で守るという意識を持ちましょう!
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