ネットショッピングやSNSを日常的に使っている私たち。
でも実は、その便利なサイトがハッカーの攻撃対象になっているかもしれないと聞いたら…どう思いますか?
代表的な攻撃手法のひとつがSQLインジェクションです。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、あなたの名前・住所・クレジットカード情報が狙われることもある、深刻な脅威なのです。
この記事では、
✅ SQLインジェクションって何?
✅ どんな被害が起こるの?
✅ 一般ユーザーができる安全対策とは?
を、専門用語ナシでわかりやすく解説します。
SQLインジェクションとは?
💡 簡単に言うと?
「Webサイトの“入力欄”に、悪意のある命令文(SQL)を仕込むことで、データベースの中身を盗んだり改ざんするサイバー攻撃」
たとえば、ログイン画面や検索フォームに特殊な文字列を入力するだけで、個人情報が盗まれてしまうことがあります。
📦 攻撃の対象になりやすいサイト
- セキュリティ対策が不十分な中小規模のECサイト
- 古いシステムを使っているブログや掲示板
- 知名度の低い通販サイト・偽装サイト
被害例|実際に起こるこんなトラブル
例 | 内容 |
---|---|
🛒 クレジットカード情報が盗まれる | ネットショッピング中に不正な処理が行われる |
📧 メールアドレス・住所などが漏れる | 登録情報がハッカーの手に渡る |
📱 アカウントが乗っ取られる | SNSや通販アカウントの不正利用 |
🔓 パスワードの流出 | パスワードリスト攻撃の材料に |
個人ユーザーができる対策は?【チェックリスト付き】
SQLインジェクションは主に「Webサイト側の問題」ですが、利用者としてもできることはあります。
✅ 怪しいサイトには個人情報を入力しない
- 「日本語が不自然」「運営者情報が不明」「URLが変」なサイトは要注意。
- 初めて使う通販サイトは、口コミや評判を事前に検索するのが安心です。
✅ 最新のブラウザを使う
- ChromeやSafari、Edgeなどの最新版にはセキュリティ強化が施されているため、不正なスクリプトから守ってくれることがあります。
✅ パスワードを使い回さない
- どこかで流出した情報が、他のサイトへの攻撃に使われることも。各サービスで異なるパスワードを設定しましょう。
✅ フィッシング詐欺にも警戒
- 偽物のログイン画面やフォームに個人情報を入力させ、裏でSQLインジェクション攻撃を仕掛けるケースも。
チェックリスト|あなたのネット利用、ここが危ないかも?
チェック項目 | 危険度 |
---|---|
無名の通販サイトでもすぐ住所やカードを入力する | 高 |
古いブラウザを使っている(数ヶ月更新していない) | 中 |
すべてのサービスで同じパスワードを使っている | 高 |
アプリやWebサイトのURLをよく確認せず開いている | 中 |
企業の運営情報や連絡先を確認しないまま使う | 高 |
🔺1つでも当てはまるなら、今日から改善を始めましょう!
まとめ|見えない攻撃だからこそ、「自分で守る意識」が大切
ポイント | 内容 |
---|---|
SQLインジェクションとは? | 入力欄を悪用してデータベースに攻撃する手法 |
誰が狙われる? | 個人情報を入力する全てのユーザーが対象 |
ユーザーにできること | 怪しいサイトを避ける、情報を安易に入力しない、セキュリティ意識を高める |
💡インターネットを安全に使うために、専門知識は不要です。
「このサイト、ちょっと怪しいかも?」と気づけるだけでも、あなたの情報は守られます。
被害に遭わないために、ちょっとの注意と習慣が、何よりも大切です!
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